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運動生理学概論 第2版
編著:浅野勝己
B5判・184頁
ISBN:978-4-7644-1143-2
2013年6月10日
本書は,保健体育専門コースの学生を主たる対象とした運動生理学の教科書として刊行しました.
今回の改訂では,初版発行より10年余り経過しましたので,最新の研究成果を盛り込むとともに,新たに「運動と栄養・水分」の章を追加しました.また,「運動と内分泌」「運動と発育」は,執筆者を変更し全面的に改訂しました.
初版同様に各章末には,初学者の理解を助け,講義を円滑に進めるための,「まとめ」と「設問」を設置しています.
送料:495円〜
序章 Why Exercise?
1.マサイ族,ラップ族の体力の優位性
2.運動不足病とは
3.健康と体力
4.運動トレーニングのすすめ
5.運動トレーニングの生活習慣病予防の可能性
1章 運動と呼吸
1.肺の構造と機能
2.肺ガス交換と血液によるガス運搬
3.運動時の呼吸調節
4.呼吸調節と酸−塩基平衡
2章 運動と循環
1.心臓の構造と機能
2.心電図
3.心周期
4.心臓の神経支配
5.心拍数
6.一回拍出量
7.運動と心拍出量
8.血液循環
9.血液配分
10.血 圧
11.循環調節
3章 運動と筋肉
1.骨格筋の構造
2.骨格筋の収縮
3.筋収縮のタイプ
4.筋力と筋パワー
5.運動単位
6.筋線維のタイプ
7.筋線維タイプ組成
8.トレーニングによる骨格筋の適応
9.加齢に伴う筋機能の低下とその予防
4章 運動と神経
1.神経系の分類
2.神経組織の構造と機能
3.中枢神経系の構造と機能
4.末梢神経系の構造と機能
5.神経系による運動の調節
5章 運動と発育
1.骨
2.筋
3.呼 吸
4.循 環
5.有酸素性パワー
6.肥 満
7.身体活動
6章 運動と代謝
1.糖・脂質代謝とは
2.糖代謝
3.脂質代謝
4.糖・脂質代謝と運動および骨格筋
7章 運動と内分泌
1.内分泌の基礎事項
2.内分泌腺と分泌ホルモン
3.運動に対する内分泌応答
8章 運動と栄養・水分
1.栄養・栄養素とは
2.運動時のエネルギー代謝と栄養
3.運動トレーニングの効果と栄養
4.日本人の食事摂取基準と運動時の摂取の目安
9章 運動と老化
1.老化とは
2.加齢に伴う身体的変化〜老化度と健康度〜
3.健康な高齢者の最大酸素摂取量
4.高齢運動家の最大酸素摂取量
5.運動の老化遅延効果
6.老化度・健康度指標としての活力〜年齢からみた運動の効果〜
7.健康寿命を延ばす施策(運動)の必要性
10章 運動と生活習慣病
1.運動の重要性を認める行政
2.生活習慣病とは
3.運動の必要性〜疫学的研究結果からみて〜
4.生活習慣改善の効果〜肥満者について〜
5.生活習慣改善の効果〜高血圧者について〜
6.生活習慣改善の効果〜虚血性心疾患患者について〜
7.生活習慣改善の効果〜糖尿病患者について〜
11章 環境と運動トレーニング
1.低圧環境と運動
2.環境温度と運動
3.水中での運動
4.宇宙環境と運動
