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子どもをじょうぶに育てる−歩育のすすめ−
著:宮下充正,谷内迪子,平下政美
A5判・96頁
定価1,296円(本体1,200円+税)
ISBN:978-4-7644-1590-4
2016年8月20日
依然として少子高齢化が進行するわが国では,無限の可能性を秘めた子どもを“じょうぶ”に育てることが最重要事であることはいうまでもありません.
日本ウオーキング協会は「歩育」というミッション(YUZA宣言)を,2000年に発表しました.それを受けて,金沢県ウオーキング協会は,「健康長寿社会をめざして,多様なウォーキングによる健康増進と機能回復」をテーマに,地元自治体や関連団体と連携して,「保育」を中心においたさまざまなイベントを行ってきました.ここでいう健康長寿社会を下支えするのが“じょうぶな子ども達”です.石川県では,過去5年間にわたって「歩育促進ネットワーク」活動を続け,本書においてその成果をまとめ報告しました.
送料:495円〜
1 乳児のウォーキング
1.胎児期の健康
2.生後1年間のからだの変化
3.ウォーキングの習熟過程
2 石川県における「歩育」の展開
1.「歩育」の取り組み
2.調査研究事業と「歩育楽校」の展開
3 調査研究事業からみる「歩育」の可能性
1.歩いて肥満を解消する
2.外歩きで自律神経機能を鍛える
3.空間認知能力を育成する
4.幼児期の運動に対する調査結果
5.「歩育」に対する保護者の理解の変化
4 幼児から成人へ
1.未就学児の運動実践と成長
2.小学校入学後のウォーキング
3.成人してからのウォーキング
附録 他に見られた“歩育”の試み
1.山形県遊佐町:小学6年間「鳥海ツーデーマーチ」へ参加した児童の表彰
2.鹿児島県指宿市:“歩く”をすすめる校旗の授与
3.鳥取県倉吉市:子どもノルディック・ウォーク