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登山の医学ハンドブック 改訂第2版
監修:松林公蔵
四六判・296頁
ISBN:978-4-7644-0067-2
2009年9月1日
本書は,山で病気やケガになった時の解決手段として,「登山中に発病し得る疾患」や「救急処置法」などの治療法・手当法を,登山に習熟した臨床医がわかりやすく解説しています.
改訂では新たな医学的知見が得られている領域を刷新しました.
送料:495円〜
I 登山医学概論〜山で体をこわさないために〜
1.山に入る前に
2.山に入ってから
3.心掛け一つで予防し得る山での諸傷害
II 登山中に起こり得る症状
1.非特異的症状
2.呼吸器系の症状
3.循環器系の症状
4.消化器系の症状
5.神経系の症状
6.整形外科的症状
III 登山中に発病し得る疾患
[1]非外傷性疾患
1.呼吸器系の疾患
2.循環器系の疾患
3.消化器系の疾患
4.神経系の疾患
[2]外科的な疾患
1.骨折ならびに整形外科的疾患
2.熱 傷
3.頭頚部外傷
4.胸部外傷
5.腹部外傷
6.軟部組織外傷
[3]歯科口腔外科的疾患
[4]環境要因による疾病
1.凍 傷
2.低体温
3.熱中症と横紋筋融解症
4.紫外線障害(日焼け,雪盲)
5.高山病(国内山行を想定)
[5]救急概論
1.緊急度の判断
2.山で救急蘇生法を行う際の注意点
3.心肺蘇生
4.応急手当
5.AEDの適応と使用法
IV 疾病を持っている人の登山における注意
1.高血圧症
2.糖尿病
3.呼吸器系の疾患
4.胃・十二指腸潰瘍
5.虚血性心疾患
6.脳卒中後遺症
7.腎臓病
8.手術後の登山
9.がん
10.妊娠と登山
11.小児疾患
12.小中高校生の集団登山における注意
V 中・高年登山における注意
1.中・高年登山と山岳遭難事故
2.加齢と慢性疾患
3.メディカルチェックの意義
4.中・高年登山者のための備忘録
5.「登山者検診ネットワーク」のたちあげ
VI 国内登山に携行したほうがよい医療器材と医薬品
1.医師が随行しない場合
2.医師が随行する場合
3.登山で有効な漢方薬
VII 登山における栄養をめぐる諸問題
1.エネルギーと水分補給
2.サプリメント(栄養補助食品)
VIII 海外登山とトレッキング医学
[1]高所医学総論
[2]高所医学各論
1.高山病とは何か
2.高所肺水腫
3.高所脳浮腫
[3]高所登山・トレッキングの一般的な注意
[4]高所トレッキングの注意
[5]旅行中飲料水の安全確保
[6]海外遠征に携行すべき薬剤選択
[7]高山病の治療
[8]レスキューと国際搬送
[9]高山病予防概論
1.高所順応トレーニングの意義と効果
2.高山病の予防法