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保健科教育 改訂第4版
編著:家田重晴
A5判・224頁
ISBN:978-4-7644-0540-0
2020年4月10日
本書は,保健科教育において,初学者が必要最低限の知識や技術をえられるように内容を構成した「保健科教育法」のテキストです.
10年ぶりの改訂となり,この間に情報化やグローバル化といった社会的変化が加速度的に進んできました.一方,「持続可能な社会」というキーワードが世界的な注目を集めるようにもなっています.新学習指導要領においても,社会の変化に対応するために,よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創るという目標を共有し,社会と連携・協働しながら,未来の創り手となるために必要な資質・能力を育む「社会に開かれた教育課程」の実現を目指して,大幅な改訂が加えられました.
そこで,改訂第4版では,学習指導要領の大幅な改訂を受けて,関連の内容を刷新し,改訂部分をわかりやすく示しました.また,保健教育の各論に関する部分に関しても,時代の変化に対応した内容の追加や修正を加えました.
本書が,保健体育科の教員を目指す学生の皆様の助けとなれば幸いです.
送料:495円〜
1章 今後の教育における基本知識
1.学校健康教育とヘルスプロモーション
2.教育についての理解
2章 伝統的な教授技術
1.話すこと
2.板 書
3.発 問
4.指 示
3章 保健教育の役割と歴史
1.学校健康教育の必要性
2.学校保健と保健教育
3.保健教育の歴史
4.保健教育内容の研究
5.学校健康教育の内容体系案
4章 学習指導要領の総則および保健
1.学習指導要領
2.総 則
3.保 健
4.保健教育の内容
5章 教材研究
1.教材と教具
2.教材研究
3.教材研究の方法
4.教材づくり
5.興味を引く話題と発問
6.作業課題
6章 保健教育の方法
1.行動科学を基本とする
2.学習形態と保健の授業形式
3.目標に関する検討
4.学習指導案
5.保健の学習指導案の作成
7章 授業の評価と研究
1.教育における評価
2.学習活動の評価
3.教授活動の評価
4.模擬授業
5.学生の授業の問題点
8章 分野別の教育内容の要点(1)生活行動と健康(1)
1.生活行動と健康
2.生活リズム
3.食生活
4.運 動
5.喫煙・受動喫煙防止への取組
6.飲酒と健康・薬物乱用防止
9章 分野別の教育内容の要点(2)生活行動と健康(2)
1.自己や他者の尊重
2.心の健康
3.健康関連行動に影響する要因
4.行動コントロールの方法
5.保健医療サービスの利用
10章 分野別の教育内容の要点(3)健康を支える領域
1.環境問題と環境保護
2.交通事故と犯罪被害の防止
3.安全・消費関連機関および情報の利用
11章 分野別の教育内容の要点(4)発育・老化に関する領域
1.性と健康
2.発育・老化と健康
12章 HQCの手法による生活習慣の改善
1.HQCとは
2.HQCの技法
付表−1 小学校の授業時数
付表−2 中学校の授業時数
付表−3 高等学校の標準単位数