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現代社会とスポーツの社会学

編著:高峰 修,岡本純也,千葉直樹,束原文郎,横田匡俊
A5判・232頁
ISBN:978-4-7644-1597-3
2022年4月10日

本書では『序説』で扱った論考の枠を外し,『体育の科学』誌に掲載されたスポーツと社会をめぐるさまざまな現象についての論考の中から1本または複数本選び,それを“本歌”として,スポーツにかかわる各分野の専門家が“返歌を詠む”というコンセプトを設定しました.具体的には,各章のテーマを専門とする執筆者に本歌を選んでいただき,過去10〜20年間にわたる研究の動向や議論の発展を概観しつつ現代的視点から読み直し,新たな知見を書き加えることをお願いしました.読者の方々には,ぜひとも各章の“本歌”も合わせて読むことをおすすめします.現在から過去へとまなざしを向けることだけでなく,過去の視点から現在をまなざすことによって,現在のスポーツや社会の輪郭が明瞭になってくるとも考えます.過去と現在の往還により未来を見通す視点を得られます.それが“本歌取り”という技巧に依る編著者らのねらいであり,願いでもあります.
本書はスポーツ社会学を専攻する初学者を主たる読者と想定して執筆されました.これからスポーツに関する研究,教育,ビジネスで活躍するであろう読者の方々に,この分野の独自の研究視角,社会をとらえる分析視点などから,編著者らが経験した知的な好奇心と興奮を感じ取っていただければこの上ない喜びです.
価格 : 2,750円(税抜2,500円)
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第1部 スポーツ実践の現代的課題
 第1章 運動・スポーツ実施:調査の現状把握と読み解く力
 第2章 青少年期のスポーツクラブ(学校運動部):その担い手をめぐる構造変動と「公」−「私」連携
 第3章 スポーツクラブ(地域)・地域スポーツ:アソシエーション・ネットワーク・社会運動
 第4章 コロナ禍における運動部活動:一斉休校・大会中止・部活クラスター
 column1 子どもの活動スペースは,タレントに影響を及ぼすのか?
 第5章 スポーツ現場の「暴力」問題:ホリスティック・アプローチの可能性
 第6章 スポーツと進路:大学への進学とスポーツ推薦入試
 第7章 スポーツとキャリア形成:「体育会系神話」の揺らぎと変容にどう抗うか?
 第8章 スポーツ・ボランティア:アマチュアリズムとプロフェッショナリズムの狭間で
 第9章 スポーツツーリズム:地域は熱狂的なスポーツマニアを受け入れられるのか
第2部 スポーツからみる境界のゆらぎ
 第10章 ナショナリズム: スポーツとネーションの多様な結びつきとその変化
 column2 「組織力の日本」対「体力の韓国」は本当か?−自然科学的データに対する社会科学的アプローチ−への期待−
 第11章 グローカリゼーション:伝統的身体文化のスポーツ化と境界を越えた拡張
 第12章 移民・グローバリゼーション・ローカリゼーション:スポーツをめぐる越境現象からみえる制度・アイデンティティ・地域社会
 column3 ブレイカーはどこへいくのか
 第13章 ドーピング:ドーピング問題の現状とリスクマネジメント
 第14章 ジェンダー:スポーツにおける男女二元論の撹乱
 第15章 スポーツを通じて考える共生社会:マルクス・レームの大ジャンプが浮き彫りにしたもの
 第16章 リバース・インテグレーションに伴うインクルーシブ・スタンダードの妥当性

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