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下肢と体幹の筋がよくわかる基礎ノート

著:渡邊裕也
監修:石井直方
A5判・240頁
ISBN:978-4-7644-1230-9

 本書は,介護予防,フレイル,サルコペニア予防,つまり加齢の変化に対応しつつ「健康寿命」を延ばすためのトレーニングの観点と,誰もが筋力トレーニングを行うにあたって知っておきたい背景と最新情報を含めて,その基礎となる内容をトレーニング科学の観点から体系的にまとめています.
 特に,加齢に伴う機能低下の著しい下肢と体幹の筋群,それらの生理学的および機能解剖学的特徴に加え,エビデンスに基づく効果的なトレーニング法を詳説しています.筋肉に興味をお持ちの方々,あるいはトレーニングをされている方々にも知っていただきたい骨格筋と健康維持,増進の基礎的内容をまとめています.アスリートも加齢とともにいずれは体力が衰えます.筋肉を学術的な視点で深く理解することで,日々のトレーニングがより充実したものになり,長期的にトレーニングを楽しんでいただけるのではないかと思います.
 サルコペニアやフレイルを研究対象とする医学,看護学,健康科学関連分野の研究者や学生はもとより,現場で活躍する高齢者のサポートを担っている方々,健康運動指導士,保健師,理学療法士,介護士,セラピスト,そしてトレーニング指導者,さらには一般の読者,すべての方々にとって,下肢・体幹筋の基礎,最新知見,トレーニング法を理解するためのガイドブックです.

 
価格 : 3,300円(税抜3,000円)
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1章 データでみる骨格筋と健康寿命の関係
 はじめに
 1.超高齢社会
 2.要介護等認定
  1)介護保険制度
  2)要介護等認定者および介護給付費の推移
  3)介護が必要となる要因
 3.加齢に伴う体力の変化
  1)高齢者における体力の重要性
  2)高齢者に適応可能な体力評価方法
  3)地域在住高齢者の体力
 4.フレイル
  1)フレイルとは
  2)フレイルの多面性
  3)フレイルの判定
  4)地域におけるフレイル該当者の割合
  5)フレイルの可逆性
 5.サルコペニア
  1)サルコペニアとは
  2)サルコペニアの特徴
  3)サルコペニアの判定
  4)サルコペニアの有症率
  5)フレイル,サルコペニア,ロコモティブシンドロームの整理
 6.健康寿命延伸に向けたフレイル・サルコペニアへの対策
2章 骨格筋量増減の生理学的根拠
 1.骨格筋の生理学
  1)骨格筋の構造
  2)筋収縮のしくみ
  3)筋線維のタイプ
  4)筋線維組成
  5)骨格筋の神経支配
  6)運動強度と運動単位の動員パターン
  7)筋収縮のためのエネルギー
 2.骨格筋量と筋力の関係
  1)筋収縮のデジタル制御
  2)最大筋力の要因
 3.骨格筋量増加の生理学的エビデンス
  1)筋タンパク質の合成と分解
  2)トレーニングによる骨格筋肥大のメカニズム
  3)レジスタンストレーニングプログラムへの示唆
  4)栄養摂取による筋タンパク質合成刺激
 4.骨格筋量減少の生理学的エビデンス
  1)サルコペニアの分子メカニズム
  2)加齢性筋萎縮と廃用性筋萎縮の相違
  3)加齢性筋萎縮の発生機序
3章 体幹部の機能評価
 1.体幹部の解剖学的な理解
  1)体幹を構成する骨
  2)椎間関節
  3)体幹部の筋
  4)体幹部の機能障害
 2.体幹部の筋群の加齢変化
  1)腹筋群および脊柱起立筋群の加齢変化
  2)大腰筋の加齢変化
 3.体幹を含む身体機能の評価
  1)総合的な体幹機能の評価指標
  2)体幹部のトレーニング
4章 骨格筋評価の新たな視点
 1.身体組成の評価
  1)身体組成評価の意義
  2)除脂肪量や骨格筋量の推定方法
 2.高齢者の骨格筋量評価における諸問題
  1)骨格筋量と骨格筋細胞量の相違(骨格筋量≠骨格筋細胞量)
  2)従来法による骨格筋量評価の限界
  3)骨格筋量と筋力の加齢変化の差異
 3.新たな骨格筋指標の可能性
  1)筋細胞量の推定
  2)超音波画像から算出する筋輝度
5章 レジスタンストレーニングの効果とエビデンス
 1.体力トレーニングの基礎
  1)トレーニングの基本的な指針
  2)トレーニングの原理−トレーニングに対する身体適応の基本原理
 2.レジスタンストレーニングの基礎的理解
  1)レジスタンストレーニング
  2)レジスタンストレーニングによってもたらされる利益
  3)レジスタンストレーニングの効果に関連する要因
  4)レジスタンストレーニングの分類
  5)レジスタンストレーニング種目の選択と配列
  6)トレーニングプログラム変数
 3.高齢者を対象としたレジスタンストレーニングの効果
  1)高齢者におけるレジスタンストレーニングの有効性
 4.トレーニングの中断による影響
  1)一般的なディトレーニングの理解
  2)高齢者におけるディトレーニング
  3)レジスタンストレーニングの継続の重要性
6章 からだにやさしいトレーニング
 1.高負荷レジスタンストレーニングが抱える問題点
  1)運動器へのリスク
  2)循環器系へのリスク
  3)汎用性の問題
 2.低負荷レジスタンストレーニングの可能性
 3.低負荷レジスタンストレーニングのエビデンス
  1)血流制限レジスタンストレーニング
  2)スロートレーニング
  3)大容量レジスタンストレーニング
  4)その他の低負荷運動プログラム介入
 4.筋発揮張力維持スロー法(スロー法)
  1)筋発揮張力維持スロー法(スロー法)の動作様式
  2)血中乳酸ならびにホルモン応答
  3)トレーニングによる筋肥大・筋力増強効果
  4)スロー法が筋肥大をもたらすメカニズム
  5)循環器系への影響
  6)筋活動パターンへの影響
  7)高齢者を対象とした健康支援の現場への応用
 5.からだにやさしいトレーニングの地域展開(亀岡スタディ)
 

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