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健康と運動の理論と実践
編著：頼住 一昭
B5判・192頁・図表101点
2023年4月10日
ISBN：978-4-7644-1236-1
現代社会では、将来を見通して健康を的確に享受できる能力の育成は学校教育として誠に重要であり、その果たす役割の重要性を真剣に考えなくてはならない時代に入ってきているといえます。それゆえ、大学での教育は、専門的知識を踏まえたうえで、それをライフサイクルに合わせ活用・アレンジしていく能力を求めていくべきであると考えられます。したがって、一人ひとりがそれぞれ自分に合った運動を選択・実践でき、生涯にわたって健康で豊かな生活を営むことができるように導かなくてはならないと考えます。
本書は、授業用テキストとしての役割を考えて構成しています。内容は全15章からなり各章90分読み切り完結。さらに、できるだけ多くの図・表・写真を取り入れることによって、読んで学び、見ても学べるわかりやすいものにしました。
送料：495円〜
1章 スポーツのはたす役割
1．スポーツを「知る」
2．スポーツを分類する
3．学校体育で学ぶ運動
4．運動不足と運動促進
5．社会の変化に応じたレクリエーション活動の意義
6．障がい者とスポーツ
2章 老化を考える
1．老化の捉え方
2．老化はなぜ起こるか
3．寿命・ライフコース
4．体力・運動能力の老化
5．要介護予防
3章 認知症とのかかわり方
1．認知症とは
2．認知症の現状
3．認知症の種類
4．認知症の症状
5．認知症の発症とその後
6．認知症になりやすい人とは
4章 生活習慣病とその予防
1．生活習慣病の定義
2．内科的疾患
3．整形外科的疾患
4．小児の生活習慣病
5．生活習慣病の予防
5章 体力とは何か
1．体力とは
2．体力の評価と変化
6章 自分のからだを知る
1．身体検査の歴史
2．身長と体重
3．身体の大きさを知るための体格指数
4．身体組成
5．身長からみる発育の速度
6．ホメオスタシス
7章 食事と栄養のバランス
1．食事の役割
2．食事と健康
3．食事の基本と栄養バランス
4．何をどれだけ食べたらよいのか−食事バランスガイドの利用−
8章 脂肪の役割を知る
1．体内の脂肪の役割とは
2．体内の脂肪の評価方法
3．健康のための適正な体脂肪とは
4．適正な体脂肪にコントロールするためのポイント
9章 効果を高めるトレーニング法
1．トレーニングの基本的理論
2．ウォーミングアップとクーリングダウン
3．トレーニングの種類と強度設定
4．水中運動
10章 手軽に始めるウォーキングのすすめ
1．ウォーキングを始めるに当たって
2．歩く時間，距離，コースの決定
3．歩くときのフォーム
4．歩くペースと強度
5．ウォーキングからの発展
11章 女性のからだと月経のしくみ
1．月経とは何か
2．月経にかかわる女性ホルモンを知る
3．基礎体温の測定方法
4．基礎体温の見方
5．月経随伴症状と対処法を知る
6．月経周期の不規則と無月経の対処法
7．月経時の運動は大丈夫？
8．フェムテックを知る
12章 知っておきたい喫煙・飲酒・薬物乱用の基礎知識
1．喫煙と健康
2．飲酒と健康
3．薬物乱用と健康
13章 熱中症の理解と予防法
1．熱中症の定義と病態生理に基づく分類
2．熱中症の4つの病型と症状−それぞれの発生機序と対処方法−
3．熱中症予防−環境対策とヒトの対策−
14章 救命処置・応急処置を身につける
1．救命処置と応急処置の基礎知識
2．救急救命処置
3．傷病別の応急処置
15章 水の事故から身を守る
1．水の事故に関する現状
2．水の特性と水中環境が身体に及ぼす影響−水温変化と体温変化−
3．サバイバルテクニック
